改めまして…
このたびは、「紫紺のほとり」へのご協力
本当にありがとうございました!
皆様のお力なくしては
企画を完成させることは出来ませんでした。
企画進行の上で本当にたくさんのご迷惑をおかけしてしまい、
更にはその間に3月の震災なども重なり、
それらの件などで皆さまには余計なご負担をおかけしてしまったこと
本当に申し訳なく思っております。
そんな中でも企画を温かく見守ってくださり、
重ねて御礼申し上げます。
本当にありがとうございました。
紫紺のほとりは、この第4話の公開を持ちまして
企画完了、とさせていただきます。
「舞星をやるといろんな物が出る」と言いつつも
何度も何度も収録してがんばってくれた渡瀬さま。
舞星は本当に可愛くて一生懸命で、
つい、いっぱいしゃべらせたくなってしまって、
最終的にはいっぱいセリフを増やしてしまって
本当にすみませんでした。
でもその一生懸命な舞星の姿が目に浮かぶようで、
無理を承知でこのキャラを宛てて書いて本当によかったです。
可愛いけれど峰咲にとってはお姉さん的な舞星を
最後までがんばってくれて本当にありがとうございました!
こんなキャラ頼めるの、ひげさんしかいない!
という私のワガママから
物語中、一番テンションの高い(しかもずっと高い)月蔵を、
こちらの想像を上回るテンションの高さで演じてくれたひげ太郎さま。
サンプルボイスも何度も何度もやり直してくださり、
月蔵のあのテンポの良さと勢いが
私の、効果音を余計に入れたいよ魂をくすぐったことは
言うまでもありません。
もうすっかり宝玉シリーズのマスコットキャラ的存在の月蔵。
おもしろい江戸弁を本当にありがとうございました!
クールに見えて実は性格がきつくてツッコミ役で
想定していたよりも怒鳴ったり叫んだりすることが多かった蜜雪。
実を言うと、クール寄りか、ツッコミ寄りか、
自分の中であまりイメージが固まり切ってなかったり…
こちらも手探りの中で喰らいついてくださり、
気づいた頃にはもうすっかり、
松橋さま色に蜜雪が出来上がっていました。
もう蜜雪は、あの松橋さまの鋭いツッコミ抜きには語れません。
「!」のつくセリフも多ければ説明で長いセリフも多かったという
大変な役どころを、本当にありがとうございました!
物語中、一番のキーポイントだった明嶋ばーちゃんを
神楽坂さまが華麗に、かつ迫力満点で演じてくださいました!
ばーちゃんと孫との心温まる(?)やり取りは
ドラマを聴いて気に入ってくださる方が多くて。
大人の女性で、裏がありそうで、迫力もあって
でも女らしく、芯があり、愛情に満ち溢れている…
そういった雰囲気はただ声色を使って演じるだけでは出せないもので、
紅丸を技であしらうシーンや、孫のために飛び込むシーンなど
本当にかっこよくて、
ステキなばーちゃんを本当にありがとうございました!
元気で明るくて、でも実は病弱で、しかも石に憑り付かれちゃって
叫んだり怒鳴ったり戦って、しかもめちゃんこにやられてしま
…ったりするような子で、
本当に一番大変なキャラをお願いしてしまい…
更に「これでもか!」と大量に収録していただいて、
私は本当に有川さまの喉を心配しましたが
あの情熱、そして熱演があってこそ、峰咲のシーンは何よりも輝きました。
峰咲の叫びは聴いているこちらにも深く突き刺さるようで
峰咲の「生」への想いを、峰咲の命の輝きを、あんなにも表現してくださり、
有川さま、本当にありがとうございました!
宵菊はお嬢様ながらどこかおきゃんで行動的で、
でも心のどこかで今の自分から抜け出したい、
もっと広い世界に飛び出したい、そういう願望を持っていて、
ただの大人しいだけの女の子ではありません。
それを宮口さまが、可愛いだけでなく
ツンとすました性格、上から目線の口調にもかかわらず
本当は素直で優しくて、でも品がある、そんな宵菊に育ててくれました。
色々な出来事に振り回され、危険にさらされる峰咲の前に
飛び出し、震えながらも守ろうとする気丈で健気な叫びに、
本当に感動しました。ありがとうございました!
本来であれば音声だけの表現で終わるボイスドラマを、
繊細で、奥深く、実際にその山々の空気を感じることのできるような
色のある世界に変えてくださったのは、
ひとえに、京一さんがえがいてくださったイラストのおかげです。
目を閉じれば、キャスト様の声と共に
京一さんが生み出してくれた彼らが、
元気に動き回っている姿がまざまざと浮かんでくるようです。
人物・キャラの表情などだけではなく、
背景の輝きも本当に素晴らしく、
この物語に登場するキャラクターを色づけてくださっただけではなく
この物語の「世界そのもの」を色づけ、生み出してくださいました。
澄んだ美しい空気感を、本当にありがとうございました!
みなさまのおかげで、「紫紺のほとり」は無事
完成させることができました。
長い間、本当にありがとうございました!!
2011年6月8日 ヤマトアキ