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ヤマトアキ個人企画のもろもろ。 C+(クリプラ)のお遊びとかいろいろ。

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【完成】アティウルの国の物語

オリジナルCDドラマ【アティウルの国の物語】



先日、4月28日に開催されました【M3】にて無事に完成CDを頒布することができました。
ブースまで脚を運んでくださった方々、本当にありがとうございましたヽ(*´∀`*)ノ


かなりぎりぎりになりましたが、ツイッターにアップした動画を見て
ブースに買いに来てくださった方もいたようで、動画がんばってよかったです…!

ツイッターでのRTや引用RTも本当にありがとうございました!!

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今回は、自分の中では珍しく「恋愛」(しかも悲恋)というものを主軸に入れる形となりました。

一番最初にシナリオを書き始めたときには、単純に「かっこいい騎士の会話やりたい!」という
願望のみで書き始めていたのですが、
書いているうちに、女王タイターニアと女騎士デューラの存在がどんどん大きくなってきて、
この二人の物語を書かないうちは、騎士の世界観を表現することができない、となってしまい、
急遽、タイターニアとデューラに焦点を置いて書き直し始め、そこからが難産の始まりでした…。


最後まで書いては全部書き直し、最後まで書いては全部書き直し…を繰り返し、
それでもなかなか自分でも納得いく結果にまで持っていくことができず、
友人の力を借りて、どうにか、皆様に収録していただける内容に仕上げることがかないました。


私のシナリオの足りない部分を、皆様の巧みな表現力が補って下さり、
シナリオで表現したかった以上のドラマに仕上がったと思っています。


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●みなさまへ(個人宛)●
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・浅見ゆい様
アティウルの女王、タイターニア。麗しく美しく、清楚で神秘的で神々しく艶やかで儚げで…
その柔らかいお声と品のある演技力、繊細な表現力を持って、騎士たちが命を懸けるに
値する存在を、当方の理想以上にまさに理想的に、白く輝くような印象を持って演じて下さり、
その一言、その吐息一つで、人々の心を魅了するような魅力を少しの違和感もなく、
むしろ強い吸引力さえ持つ説得力のある、本当に美しく清廉なタイターニアでした…!


・ユキト様
騎士、それも騎士団を率いる長という立場のある女性を、ユキト様の真っ直ぐで
大人っぽい女らしい声音が、爽やかで自信に満ちた輝く眼差しと、人を惹き付けずにはいられない
カリスマ性と、力強く凛々しい、真摯な、戦士としての確かな実力と、全てを兼ね備えた
デューラを、少しの優しく甘い雰囲気も含めて、魅力的に演じて下さりました。
戦のシーンの団長としての掛け声もきりりと勇ましく美しくかっこよかったです!


・中嶋有志様
女王に恋をする若い騎士の一人であるジオルを、世界観にちょうどいい若々しい瑞々しさ、
若いがゆえの大胆さ、少しの自惚れと、それを持っても許される真剣な思いと考え、
斜めに見ているようでいてどこか真っ直ぐで素直な、愛すべき青年像として
中嶋様が感情豊かに、ただ明るいだけではない一人前の騎士として表現して下さり、
最後、己の感情を無理やり抑えようとするシーンは思わず聞き入ってしまいました!


・吉田史記様
どこか思慮深く己の感情や欲よりも、規律や掟を守るであろう生真面目さと、
自分の剣を捧げる存在のために、ただひたすら相手を信じ腕を磨き、決して考えが
ぶれることのない芯の強さを持つオーウェンを、吉田様が柔らかくも凛と、
軽口の中にも相手への思いと、落ち着いた雰囲気の中にも未来に向かって成長する
生き生きした若さを、優しく軽やかな口調で演じて下さいました!


・文弥様
女王の教育係、女王を思い、アティウルのため、女王のために生きている宰相を
文弥様は柔らかく落ち着いた声音で、穏やかに優しく、賢く、時に厳しく、激しく、
淡々となめらかな表現の中で、本当にたくさんの細かくも激しい感情を
最後まで演じきって下さいました。役柄的に説明のような長いセリフも多く、
また役作りでも最後まで粘って下って、だからこそのこの宰相となりました!


・ムラカミハジメ様
百戦錬磨の騎士団長を、何の違和感もなく、まさに団長と呼ぶに相応しい迫力と、
しっかりと重ねられた深い年月、さまざまな経験と乗り越えてきた困難と、
潜り抜けてきた戦の数々、それらをしっかりと感じさせる表現の奥深さ、
いかにも頼りがいのある逞しく骨太な声音、この人についていこうと感じさせる存在感。
戦のシーンでの掛け声やデューラとの対戦では、すごい迫力で痺れます!



・今宮ゆう様
本編ではファレス騎士団の副団長としてのメルヴィスで、出番は少なかったですが
まろやかな声音でありながらどこか硬質な雰囲気と、上に立つものとしての立場を
巧みに演じて下さいました!陛下、と呼ぶ短い一言の中に、陛下への静かな思いと
熱い忠誠が感じられ、落ち着いた口調と存在にもかかわらず、どこか熱い眼差しと
真剣で強い表情が見え隠れし、もっと女王との会話を聞いていたかったです。



・黒崎キリト様
デューラの弟をはじめとし、国民、騎士、貴族と、たくさんの役どころを演じ分けて
くださり、それもまさに当方が思い描く雰囲気を、頭の中を読み取ったかのように
言い回しや言葉の使い方も見事で、可愛らしい素直な少年から、凛々しい騎士、
貫禄がありつつかつての美貌を感じさせる高貴な貴族の女性まで、幅広い表現力で
アティウルの世界を華麗にきりりと支えて下さいました!


・愛音録様
本編では、国民、騎士、貴族をたくさん担当していただきました!
老齢であまたの戦を潜り抜けてきた戦士、政治を動かす立場にいる大貴族の一人、
騎士団の若き騎士、それぞれ名もない役ではあるものの、さらりと、それでいて
どこか印象深いセリフを一言残す、という雰囲気も感じられ、若い青年から
老年の男性までを演じ分けて下さり、がっしりした厚みを加えてくださいました!


・みよ様
線画を見たときもそうでしたが、フルカラーのジャケットデータが手元に
届いたときの感動は言うまでもなく皆様にもお分かりいただけたかと思いますが、
原寸大でタイターニアの瞳を見つめることのできる、企画者の特権を存分に味わわせていただき、
更にアナザーでメインとなる三人の線画が届いたときの感激、
みよ様からご連絡をいただくたび何度嬉しい悲鳴を上げたか覚えていないほどです。
70分からなる音声ドラマの世界観イメージをたった一枚で構築するそのすごさ、
解けた真珠に密やかに込められたタイターニアの思いなど、
シナリオを読み込み、キャラを理解し、繊細で美しいイラストを描いてくださいました。



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苦手な「恋愛もの」というジャンルに挑戦し、
シナリオに大苦戦し、ストーリーに自信を持てずにいた中で、
こうして本編をしっかりと完成させることができたのはひとえに
それでも待ちます、参加します、と仰って下さった皆様のあたたかいお言葉のおかげであり、
もちろんなによりも、ご迷惑をおかけしたにもかかわらず
感動のため息がこぼれるようなお芝居を届けて下さったおかげです。


皆様、本当にありがとうございました!!!

アナザーも引き続きよろしくお願いいたします。


2019年5月3日 ヤマトアキ 拝

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【完成】Mixing

オリジナルCDドラマ【Mixing】


先日、10月28日に開催されました【M3】にて無事に完成CDを頒布することができました。


手持ちの分が全部その日にはけてしまい足りなくなってしまいまして、
なんともありがたいことでございました…!!
ギリギリでしたが、イベント前に公開した試聴を聞いて来て下さった方もいて、
事前の情報公開の大切さも学びました。


素敵な音源を届けて下さった関係者様、目を惹く絵を描いて下さった絵師様、
お手にとって下さった皆様に本当に感謝です。


ただ今回は、毎回恒例にしております、お手紙をお渡しできなかったことが無念です…


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一度、「CODE:BIRD CAGE」という作品で海外ドラマ風ストーリーに挑戦しましたが、
その時は初めての試みであったこと、自分がやりたいキャラを優先してしまったこと、
多くのメインキャラを兼任していただいたこと、などで、
どうしても、うまく表現し切れなかった部分があり、
作品としての出来はもちろん気に入っておりますし大好きなのですが、
色々と良い意味で学習・経験させてもらえたことで、今回、もう一度、
「よりリアル」に「海外ドラマ風」に挑戦したいと思いました。


大人のキャラクターばかりという、音だけのドラマとしては難しいキャスティングとなり、
声のタイプやお芝居のイメージなど、カチリ、とはまるまで苦労もありましたが、
協力して下さったキャストの皆様の飲み込みがとても早く、
当方のイメージする、言わんとする世界観を、積極的に掴みにいって下さり、
むしろ、キャスト様のお芝居を聞いて「こうだったのか!」と思うことも多くありまして
本当に感謝です。


リアルな現実世界ということで、
今回は、効果音にも苦労しまして、「リアル」と「よりその世界観を輝かせる」の狭間で
現実ではありえない効果音もありますが、私の世界の中ではその音で正解です!


なお、今回はあえて「コミカルな擬音」「感情を表す擬音」などを一切入れておりません。


また、海外ドラマ風なので、音楽にもこれまでの企画とは差別化をし
ハード系やロックなども取り入れてみました。


いろいろな海外ドラマを見て研究し、今回はこの編集となりました。


終わり方も、個人差のある感じ方になると思いますが、
海外ドラマ風ということを意識し、あえてああいう終わり方にしています。


あの展開で、「今回のストーリーはきちんと完結」しています。


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●みなさまへ(個人宛)●
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・笑兵衛様
海外ドラマ風で上司といえば仕事ができてやや癖のあるかっこいい女性!という
私の欲望が思い切り詰め込まれたレイチェルを、女性らしい迫力で表現して下さいました。
頼れる大人の上司でありながらチャーミング、かつ鋭い牙を持ち、10センチのピンヒールを
履いて難なく全力疾走できそうな体力まで感じられて、美しく理知的である中に攻撃的な
性質も混ざらせるという絶妙さで、何度聞いてもマシンガンのシーンはヤバイです!


・ムラカミハジメ様
張りのある低音で男性らしいしっとりした色気と落ち着き、説得力のある言い回しで
MSTの屋台骨を支える存在感を表現して下さいました。
レイチェルとはまた違った意味で、この人を敵に回すと面倒だなという雰囲気があって
終始落ち着いた状態でいるのがかえってクセ者的な匂いがあって。
最強のタラシ氏であることを本編の中であまり出せなかったことだけが無念です。


・愛音録様
感情豊かなキャラの中で抑えた感情表現だったTKですが、愛音様の声のトーンは
淡々となりすぎず抱えている気持ちがしっかり伝わってくるお芝居で、
現場での実力者にも拘らずどこか素直で真っ直ぐな性格も感じられ、クセ物揃いの
チームの中で実は一番マトモな常識人だったかもしれません。骨太で安定感のある
キャラとして育てて下さり、一本通った芯が目に見えるようでした!


・成海修司様
飄々としていて軽く掴みどころがなく、男性ならではの色気と捜査官としての実力、
さらに肉体的な筋肉の存在さえわかるような、細すぎないお声とお芝居で、
確かに他のキャラと比べると声質が軽く感じられるのに、決してキャラ的に
線が細い雰囲気にならないという、まさに海外ドラマな男性を表現して下さいました。
ムードメーカーな普段の表情の中に、ふと影が匂うのも魅力的です。


・藤堂れんげ様
可愛いのに大人っぽく、セクシーだけど強いファニー。きらきらとチャーミングな中に
きらりと光る刃物を持っているような危うい美しさも感じられ、男性も女性も
コロリといきそうな魅力を、凄腕捜査官としての揺るぎない能力の存在を、
細やかで丁寧な表現の中に、研究を重ねて下さった声の出し方、言い回しの中に、
全て内包してファニーというキャラを動かして下さいました。彼女のキッスで本当に昇天できそうです。


・かがみもえ様
数名出てくる女性陣の中で一番の年齢度を感じさせるキャラだったのですが
常に、落ち着いた安定感のある年上の女性を、理想どおりに演じてくださいました!
個性のあるお声は抜群の存在感を発揮し、レイチェルという上司がありながら、
「更にその上の存在」であることを違和感なく表現して下さり、
特に冒頭の語りの雰囲気は、一気に世界観を深く広く構築して下さいました。


・霞月葵様
戦う女刑事を、霞月様の優しいお声が凛々しく演じあげて下さいました。
割りと淡々と感情を運んでいくキャラが多い中で唯一、感情を大きく爆発させる
シーンのあるキャラでしたが、胸が締め付けられるようで、それでいて決して
弱弱しさを感じさせない、「一人の刑事」としての誇りも感じられるようで、
真っ直ぐで淀みない凛とした視線が感じられるようでした。


・浅沼諒空様
MST以上にクセの強い連中をまとめる頼れる隊長として、浅沼様の渋い声質で
ややワケありの風情があり胸板の厚そうな男性を、どっしりと根の生えた大樹のような
存在感をもって演じて下さいました。大人ばかりの登場人物の中でまったく
紛れてしまうことなく、「手ごわさ」を一人で匂わせる圧力を感じさせられました。
また、兼任していただいた若き警察官もとてもイメージどおりでした!


・琥遥ひより様
隊長を支える右腕としての女兵士を透明感のあるお声で凛々と演じてくださり、
強さ、激しさ、勇ましさ、そして彼女の年齢の若さ、純粋な性質、ただ真っ直ぐ
隊長を思い、ひたすら隊長のために存在する彼女の一途さまでも表現してくださり、
いろいろなことに翻弄されながらそれでも自分のためではなく、誰かのために、と
生きていた彼女の純真な思いが、そのままお声に表れるかのようでした。


・ぺけ丸様
限りなく新人臭のある若々しい青年ぶりであり、その実…という部分をとても絶妙に
大げさすぎずに完璧に演じてくださいました。ぺけ丸様の演じてくださるこのキャラクターが
いなければこのお話は出来なかったと思っています。真っ直ぐで癖のないお声を、
時に感じよく時にチャーミングに時にセクシーに操りながらお芝居をしてくださり
色々なカラーを感じながらもぶれない一本が通っていて素晴らしかったです。


・文弥様
犯罪者という立場からやがては団体の兄貴になっていくイーグルというキャラを、
これまた男性的な色気と怪しさ、若干の斜めな態度によって表現して下さいました。
荒々しい言い回しでありながらどこか他者を思う気持ちが込められていて、
本当は優しい男なのだろうなと思いながら編集させていただいておりました。
兼任して下さったヤモリも面白かわいくてよかったです!


・井之上賢様
まさに「警部」でした。もちろんお声の渋さは承知しており、
そのお声のイメージはもちろんでしたが、ちょっとした部分の語尾の扱い方、
言い回し、部下への態度などこれぞ「警部」という貫禄があり、部下たちとの
信頼と愛情、仕事への熱意などがそこかしこに見えるお芝居をして下さっていて、
頼れる警部の背中が常に感じられて、安心感がありました。


・あおいろ様

瑞々しい肌をしたはち切れんばかりの若い肉体を薄いタンクトップで包み込んだ
褐色の肌の、ちょっと足を踏み外しかけている危うさもある少女を、生き生きと力強く
演じてくださり、セリフの一つ一つに動きがあってキャラの表情が感じられて
勢いも若さも動きも、実際に彼女の存在が見えるようでどれも素晴らしかったです! 
海外ドラマにこういうキャラ出てくる…!とワクワクしながら聞かせていただいていました。


・吉春様
等身が高く肩と胸の厚い「海外ドラマ風」という雰囲気を余すことなく表現して下さいました。
今回は特に、同年齢、そして更にそこよりも年齢が上の男女ばかりという
描き分け・キャラのイメージ分けが難しい条件だったと思うのですが、
どのキャラクターも、キャストさんのお声やお芝居を事前に知っているかのような
私が脳内で考えていた世界を見てきたかのようなイメージを描き出して下さり、
編集中は絵師様が描いて下さったキャラクターたちが所狭しと暴れまわっておりました!


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海外ドラマ風のお話にはずっと憧れがあり、
なかなか自分自身の活動の中ではご縁が持てずにおりましたが、
このたび、素晴らしいキャスト様との出会い、素晴らしい絵師様との出会いがあって、
更に一度挑戦した「CODE:BIRD CAGE」という作品の経験もあり、
今回、よりリアルな「海外ドラマ風」のお話を作成することが叶いました。


最初の複数のサンプル収録や、収録後の雰囲気変更であったりと、
キャストの皆様には色々とご苦労をおかけしたことかと思いますが、
皆様が最後まで喰らいついてくださったおかげで、骨太で逞しさのある
カッコイイ世界観を編集できたのではないかなと思っております!


ドラマ、楽しんでいただけたら幸いです!!


皆様、本当にありがとうございました!!!


2018年11月01日 ヤマトアキ 拝

【完成】遠憶の旅路

【遠憶の旅路】( えんおく の たびじ )


先日の4月29日に開催されましたM3に参加してまいりました。

(自サイトやTwitterなどで宣伝してくださった皆様ありがとうございます!)

もちろん、今後イベントに参加する場合にも旧譜として持って行きますが、
企画としてはこれをもちまして「企画完成」となります。


当日はお天気に恵まれ、汗ばむくらいの陽気となり
むしろ暑くなった中で
ブースまで足を運んでくださった方、本当にありがとうございました!

なんだか懐かしい感じがする…とか
関西弁が楽しみで…、などのお言葉をいただきつつ
無事にイベントでの頒布がかないました。

今回はスケジュールがキツキツで
特にセリフの多い方々には本当に大変な思いをさせてしまったことと思います。

にもかかわらず、収録が楽しかった、という言葉をいただけて
本当に本当に嬉しかったです、ありがとうございました!!


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2●みなさまへ(個人宛)●
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▼橘こむぎさま(シャール役)

颯爽としたナチュラルな少年ボイスに加え、生まれながらの血の高貴さ、
育ちのよさ、ちょっぴり世間ずれしているわがままなところなども、まさに王子!で、
それぞれのキャラに対しての距離感のとり方や態度が、成長によって
少しずつ変わっていく姿や、王子らしさの崩れることのないちょうどよい加減のコミカルさ、
何より将来のカリスマ性が垣間見えるクライマックスシーンでは、胸にぐぐっと来ます…!


▼ユキトさま(マルゴー役)

「力あるモノ」としての厳かな雰囲気から、剣士としての凛々しさ、強さ。
シャールの傍にいるときのおばちゃ…じゃない、飄々としたお茶目なお姉さんとしての顔、
さらに今回は関西弁と標準語の両方を操っていただき、まさにいろんな表情を表現してくださいました。
意外といいますか、マルゴーの関西弁での戦闘シーンが想像以上にかっこよくて迫力があって、
天に向かい剣を振り上げる姿が見えるようで、まさに胸が熱くなる展開を作ってくださいました。


▼藤宮おみさま(ミスティ役)

サンプルから笑わされっぱなしで、本番でのエンジン全開具合にもシリアスなシーンなのに
なぜか笑ってしまい、いい意味で「おかしい、最初はこんなキャラの予定じゃなかった」と思いながら
編集しておりました。かと思うと、王子を思う愛情のこもった気持ちの表現への自然な切り替え、
黙っていればハンサムを思わせるナチュラルで男性的な色気のあるお声とあわせて、
おもしろくとても魅力的なキャラに仕上げてくださり、ありがとうございました!


▼武田恵瑠々さま(ワンド役)

声は確かに可愛い少年ボイスで、生き生きとセリフを操ってくださっているのに、
根底にしっかりと、老成した、長い年月を思わせる雰囲気を込めてくださるという
難しいバランスを見事にすべてミックスして表現してくださいました。
キャラを作る上でもたくさんのサンプルを提供してくださり、ご意見を述べてくださったりと、
一緒に作り上げてくださり、とても愛着のあるキャラに育ててくださいました!


▼レラージュさま(ジェダ役)

標準語と関西弁、両方を操っていただき、やっぱり男性の方言もいいな~!と改めて感じました。
やや高めで、爽やかで素直さのある真っ直ぐな少年らしいお声で、ちょっと素直じゃないジェダを
生真面目にお硬く、でもそこが少しお茶目で優しさも含めて表現してくださいました。
特にダミレス将軍と対峙するシーンでは、凉やかな堂々たる態度で、
力のある戦士としてのジェダを演じてくださり、ありがとうございました!


▼ムラカミハジメさま(ダミレス将軍役)

低く豊かな張りのある低音のお声に加え、思わず唸ってしまうほどの
圧倒的な表現力と、今回の絶対的な敵としてふさわしい存在感、迫力、貫禄、説得力と、
ただの悪役ではなく戦士としての品格すら兼ね備え、すべてがそろったと感じたお芝居をしてくださいました。
このキャラあってこそのクライマックスでの王子やマルゴーたちの見せ場へと繋がるので、
彼らをすべて受け止めてくださる表現をしていただき、本当にありがとうございました!


▼浅見ゆいさま(リノーザ役)

清楚な凛々しさ、騎士としての性質の潔癖さ、部下を抱える剣士としての強さがあり、
その中に、ふわりと女性らしい柔らかさ、誰かを思う切ない気持ちを織り交ぜて
今回、王子たちと敵対する立場で登場しながらも、「決して悪役ではない」と思わせ、
一人の女性としてストーリーを感じるキャラを表現してくださいました。
また、兼任のシャルダールの部下は、その一言が作り出す世界観に一気に吸引されることと思います!


▼今宮ゆうさま(ロンベルト役)

思わず「ずるい!」と叫んでしまうほど、とにかくかっこよかったです。
騎士としての固さ、それゆえの苦悩、腕の立つ剣士としての背筋がぴんと伸びた感じ、
よく鍛えられた、けれど骨太すぎない若き騎士団長のような貫禄さえもある正義感に溢れたオーラ、
ここぞというときに決める雄雄しい態度、熱く颯爽とした戦闘シーン、
その葛藤が伝わってくる丁寧で情熱的なお芝居を、ありがとうございました!


▼ぺけ丸さま(シャルダール役)

「謎の存在」ということでつかみどころのないキャラを、ぺけ丸さまがふわりと柔らかく
色気さえ感じるお声で、影を含ませながらしっとりと、かつ若々しく演じてくださいました。
語尾の最後にわずかに含まれる空気感で、心地よい、それでいて少し怪しい余韻を残し、
不思議な存在感で、彼が過ごしてきた「年月」を感じられるような青年でした。
また、収録期間が短い中でご応募くださり、この出会いにも感謝です!


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この作品は、ちょっと昔の王道ファンタジーを目指してシナリオに挑戦しました。
90年代のアニメの雰囲気を感じていただけたら嬉しいです。


ファンタジーストーリーということで
クライマックスは、戦い!叫び!!という展開になりましたが、
キャストの皆様の熱いお芝居と表現、そして迫力の効果音、壮大なBGMに助けられ、
まさに、手に汗握るドキドキハラハラの、
90年代当時、胸を熱くしながらアニメの展開を追いかけていたころの
懐かしく、それでいてとても新鮮で、大切な何かを思い出させるような気持ちをいただきながら
制作をすることができました。


今回はスケジュールの立て方がへたくそで
キャスト様には本当にご負担をおかけしてしまったので、
それは本当に申し訳ありませんでした…!
次作品はいまから準備に入っていこうと思います(笑)。


この世界観、そしてキャラクターのままでぜひ未来編を!と思わせてもらえる作品となりました。
本当に、ありがとうございました!


2018年5月1日 Crystal+ ヤマトアキ拝

【完成】花杯

【花杯】


先日の10月29日に開催されましたM3に参加してまいりました。



シナリオを書き始めたのが2010年。

実は、この「花杯」をCD化したい!という思いから、イベント参加をはじめたので、
苦節7年(笑)、今回こうしてその願いが叶い、本当に幸せです。


お声がけさせていただいてから2年ほどかかりましたが、
本当に長い間、たくさん、たくさんの収録にご協力くださって、
本当にありがとうございました!!!

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▼文弥さま(吉澤役)

道場の仲間の中でも年長組としてみんなを引っ張っていく役割の吉澤さん。
落ち着いた雰囲気、学問もできそうな理知的な口調、穏やかな空気の中に
どこかぴんと張り詰めた様子もある青年を、文弥さんが表現してくださいました。
この時代感の中での「青年」としてまさに理想的な吉澤さんでした。
そんな吉澤さんが何もかもかなぐり捨てたかのような例のシーンはとても圧巻です。


▼ちるたんさま(大杉役)

吉澤さんと同年代の年長組。対照的に肉体派で面倒見のいい兄貴的存在。
見守るのではなく一緒に笑い転げてくれる、そんな近しい存在で、大きく暖かい青年。
豊かな低音のお声と、大らかさを感じる口調で、ちるたんさんが演じてくださいました。
途中で収録が難しくなり一瞬諦めかけましたが、ちるたんさんが喰らいついてくださり感謝です。
後半からは大迫力の大杉さんで、ちるたんさんの叫びに胸が締め付けられっぱなしでした。


▼天合正太郎さま(有馬役)

どこか飄々とした雰囲気の商家の次男坊。仲間内でもカラッと明るく見せていて、
でも実は……という「差」の表現を天合さんが絶妙に表現してくださいました。
平松・相原にとってはいい兄貴分で、吉澤・大杉にとっては可愛い弟分で、
普段見せない表情を年長組には見せるシーンや、実は少し鈍いところがあったりするなど、
実はちょっと不器用な年頃の男子、というところがとてもリアルでした!


▼今宮ゆうさま(山上役)

武家の次男坊という立場で複雑な思いを抱えている山上さん。少し人に対して
自分との間に壁を作っている様子から、ふとした拍子にするりとその壁を忘れてしまったりする、
そんなまだ少し素直になりきれない雰囲気がありつつも、実は仲間のことを大事にしているのが
とてもよく伝わってきて。剣をとるシーンもですが、なにより清廉な空気の流れを感じるような
動きを感じられるお芝居がとても見事でした、ありがとうございました!


▼更科真都さま(平松役)

元気で少しおばかで明るくて、仲間内のムードメーカー的存在の平松さん。
いつも賑やかでみんなを笑顔にしてくれて、お日様の匂いのする小さなわんこのような感じで
これはみんなに可愛がられるのがわかるな、と感じられる青年でした。
そんな青年が見せる、クライマックスでの叫びには、本当に胸が熱くなりました。
可愛いのに可愛くなりすぎない、「青年」を演じてくださり、ありがとうございました!


▼雨宮梅子さま(琴音役)

一歩後ろに控えて、旦那様を支える妻。それでいて決して内向的ではなく
凛とした雰囲気と実は誰よりも冷静にことを見守ることのできる眼差しを持つ女性。
雨宮さんの、しとやかで甘く柔らかいお声と、気品と優しさを感じる口調、そこに更に
まるで匂い袋からほんのり香るような優しい上品な色気がある表現で、
本当に、吉澤の妻として相応しい素敵な女性を存在させてくださいました。


▼華火さま(史緒役)

吉澤の可愛い妹でありながら、強さに憧れ剣を握る剣士でもある少女、史緒ちゃん。
平松たちとの会話では可愛い女の子で、剣を握るときは真剣な眼差しの剣士で、と、
たくさんの表情を、華火さんのお芝居で見せてくださいました!
この時代に生きる少女として、男たちとはまた違う悩みを抱え、少しでも抗おうとする
そんな一生懸命な姿に胸を打たれました。ありがとうございました!


▼ヨッシ~バランさま(光岡役)

良くあるライバル道場の門下生として登場した光岡さんは、しっかりとその身分を利用して
日常に楔を刺す役割を見事に果たしてくれました。
出番としては多くはなかったのですが、張りのある、血筋のよさを感じるお声でしっかりその存在を
焼き付けてくださり、だからこそ急展開のシーンでは
だからこの方がキャストだったのかとわかっていただけるのではと思っております!


▼村尾祥平さま(宗像役)

悪い言葉で言えば光岡の腰ぎんちゃく、いい言葉で言えば光岡の門弟仲間。
時代劇で言うところのいわゆる「三下」的な青年ですが、決して「三流」悪役ではない
少し難しい表現が必要だったのですが、村尾さんが、ちょっと情けない感じもありつつ
決してコメディではないリアルに意地悪な青年を演じてくださいました。
少し軽い雰囲気がまた光岡とのバランス的にも完璧でした!


▼小板橋篤記さま(白井役)

青年が多く登場するため、更にその上に感じられる年齢感、ほかのキャラと被らないお声……と、
小板橋さんの白井様は、それらをすべてあっさりとかわして演じてくださいました。
奉行所の役人としての迫力ある一喝から、普段の気安い懐の大きさを感じられる砕けた口調まで、
理想的な白井様として物語に重みを加えてくださいました。
吉澤とのシーンはさすがの迫力で、あのシーンを編集することができて本当に幸せです。


▼T-182さま(伝衛門役)

有馬のお兄さんということで、お声はいいのに性格が少し合わない……というイメージと、
商人口調でありながら、決してオーバーな表現にならないで欲しい、と、実を言いますと
登場人物の中で一番、当方からの注文が多かったキャラクターでした。
何度もやり直してくださり、ご苦労をおかけしましたが、本当に(いい意味で)ちょっとイラッとくる
理想的な「有馬の兄」を演じてくださいました、ありがとうございました!


▼アリアさま(お妙役)

そんな口うるさい兄とはうって変わって、ちょっと男気のあるお妙姉さん。
さっぱりした口調で男らしくなってしまいがちなところを、アリアさんの落ち着いた低めのお声と
柔らかな吐息の混ざるお芝居で、お嫁に行っていないのが不思議に感じるくらい
大変いい女に演じていただくことができました。カリカリした兄と、のらりくらりの弟の間で
しゃんと「自分」というものを持っている、かっこいい女性をありがとうございました!


▼有川和壱さま(登瀬役)

山上さんの悩みの種のひとつ、実母の登瀬様。決して口うるさい印象ではなく、
しかしセリフが長く、しかも内容的には大変押し付けがましいようなことばかり。
そんな母上を、有川さんのお芝居が上手に、くどすぎず、かといってあっさりしすぎず、
イライラしすぎず、やや説得力まであるような、そんな強い「武家の母」を見事に
表現してくださいました。本当に長いセリフが多く……お疲れ様でした!


▼渡瀬絵美さま(大杉の母役)

エコーでなら参加してもよいと言われたので、エコーを掛け捲ってみました。
詳しくは語らないけれど、大杉という人間像を表現する上で、どうしても必要なワンシーン。
普段明るい彼がずっと胸の内に抱えている思いは、渡瀬さんのひたむきな母上と、
かつての幼い自分の姿があってこそ。渡瀬さんの品のあるお声とお芝居、
儚さの中に自分の信じるものを曲げない強さを感じられるようでした!


▼吉春さま

メインキャラクターをすべて描くというだけでも大変ですのに、
琴音、史緒の二人も描いてくださり、それがまたもう、本当にイメージ以上で……!
最初に身長差のわかるラフ状態でいただいたときから、これは……!と思っておりましたが、
カラーバージョンが届いたときには、このイラストにあう編集をしなければ!と思いました。

今回はその内容から、線の細いキラキラした美青年たちではなく、
がっしりと骨の太い、筋張った手には木刀ダコのある、そんな青年たちを描いて欲しくて
お願いさせていただきましたが、
単に無骨なだけではない、「花杯」というタイトルに相応しい
「強さ」「美しさ」「儚さ」など、すべて込めた一枚に仕上げてくださいました。

更にあの桜の大木の見事なこと……!!!
その前に存在する彼らもみな、本当にキャストさんのお芝居とお声にぴったりで、
あまりに印象が強すぎて、編集のときにそのイメージに寄せていったほどです。

裏と表で一枚になるように、とわがままを言わせていただきまして、
見事な美しいジャケットを手に入れることができました。

本当にありがとうございました!

――――――――――――――――――――――――


この作品は、ぜひ男性の方にも聞いていただけたらなと思って作りました。


キラキラしたイケメン的な存在は出てこず、
どちらかというと「こいつらバカだな……(笑)」的な男子同士のやり取りであったり
友情だったり、当時の「身分」制度による差別やジレンマ、悩みであったり……

その葛藤を抱える中での、大切な日常。

その日常すらも過ごすことが許されない、当時の時代のもたらす残酷な結末。

この世界に生きる「普通の男の子たち」「近くにいる女の子たち」がどう過ごしていくのか……。


長さ的にもそうですが、
これはヒューマンストーリー、というジャンルになるのかな?と思うのですが、
もう、しばらくは、これ以上のお話を描くのは無理だな、と自分でも思うくらい、
いろんなことを詰め込んだお話になりました。


いつもの、わちゃわちゃと賑やかしいアニメ的な展開のお話ではなく、
どちらかというと淡々とした日常がメインのため、
編集も個人的にはかなり悩みつつ進めていきましたが、
キャストさんの自然なお芝居のおかげで、当時の空気感のようなものが表現できているのではないかな、と思っています。


これほどの長いお話に付き合っていただきまして、
本当に、ありがとうございました!



2017年11月2日 Crystal+ ヤマトアキ拝

【完成】CODE:BIRD CAGE

【CODE:BIRD CAGE】





先日、4月30日(日)、10月29日(日)に開催されました「M3」にて
無事に「前編」「後編」を頒布することができました。

特に10月は、当日あいにくのお天気にもかかわらず、

皆さま笑顔で作品を受け取りにお寄りくださり、
その都度、ああ、がんばって完成させて本当に良かったなと感じております。

収録等、一緒にがんばってくださって、改めまして本当にありがとうございました!





今回のCD作品は、はじめてスタジオでの収録となりました。


きっかけは、数名のキャストさんたちとお会いした際、
例によって私が、
「せっかくキャストさんが何人か集まれるなら、生掛け合いしたい」
とか言い出し、
だったら何かオリジナルのシナリオを描いて演じてもらいたい、
という流れになり。



「ずっと軍モノをやりたいと思っている」という話から、
帰ってから一週間くらいでさらっと大体の流れをシナリオ化してお届けし、
最初は単に、生掛け合いとしてスタジオ、もしスタジオが無理なら、
カラオケなどでもいいから、みんなにその場で演じてもらって聞きたい……

そんな感じの願いでしたが、
想像以上に(やっぱり)お話が長くなったこと、
思ったよりもしっかり世界観が描けたことなどから、
せっかくなら、CD化したらいいのでは?というご意見をいただくようになり、
であれば、本格的にCD作品として作ろう……となった結果、
無事、「前編」「後編」として作品を完成させることが叶いました。



シナリオはともかく、編集の点から言えば、「SF」ジャンルが大の苦手で、
いわゆる「機械音」「作動音」などが脳内で組み立てられず、
効果音探しに本当に苦労し、また、膨れ上がるトラック数にパソコンが悲鳴を上げ……
という状況ではありましたが、
かっこいい音楽素材様にも巡りあうことができ
キャストさんのパワフルなお芝居、絵師さんのまるで演技を聞いたかのような
イメージにあったキャラグラフィックのおかげで、
なんとか、それなりにSF世界観っぽい仕上がりにできたのではないかなと思っております、

皆さま本当にありがとうございました!!


――――――――――――――――――――――――

▼黒崎キリトさま(コリーン・ケンドラ役)

しゅっとしてて凛々しく、ボーイッシュすぎず、勇ましいけれどどこか繊細で
トラウマを抱えつつも一生懸命、悩ましさと健気さが交じり合うという、
果たして何色に例えたらいいのか迷ってしまうようなコリーンを、黒崎さんがなんの違和感もなく
「そうだ、コリーンってこういう人間だ」とこちらが実感してしまうようなお芝居で表現してくださいました。
可愛かったりカッコよかったり、これからの成長が本当に楽しみです、ありがとうございます!


▼來香滄さま(サマラ・レイナード役、アップライト役)

人を惹きつけるカリスマ性、柔軟性がありながらも芯を感じる笑顔、揺るがない視線。
この艦長だからこそ問題児がみんなついていくのだろう、と納得するに足る來香さんの艦長でした。
かっこいいのに色気があり、柔らかいのに侮れない、そんな艦長をありがとうございました!
その反動かアップライトが予想を上回る可愛すぎる少年っぷりになってしまいましたが
むさい男たちの中で絶妙なバランスをとっているのがまた素晴らしいです。


▼ヨッシ~バランさま(ブラッドリー・ヤエル役、シュバイン役)

マイクによく通る魅力的な低音ボイスと、貫禄ある言い回しが、まさに副艦長!
特に最後の「全機出撃!」などはしびれながら編集しておりました。
堅苦しい口調の副艦長の、固いだけではなくどこか柔軟性を感じる絶妙な表現も素敵ですが、
口は悪く人の良さそうな兄貴的シュバインがとても魅力的で、是非今後も活躍していただきたいです。
また、Twitterでのご紹介文にもとても励まされました、ありがとうございました!


▼今宮ゆうさま(ヨハン・イザック役、ほか)

優しそうでクセのないお声のイメージと、柔らかな雰囲気のお芝居、
そしてどこか苦労を抱えていそうな内面から滲み出てくるものがすべてヨハンそのものでした。
後編でチラッとあれがああなっていますが、もう少し表紙に見合った「おれはこれから本気出す」
的な表現を用意すればよかった!と後悔しつつ、それはいずれの機会にと狙っております。
穏やかなお兄さん的立場でも実は一番大変なヨハンを、ありがとうございました!


▼アンフィニさま(イスマイル・フォード役、ファーガス・アービン役、ほか)

セリフ数のバランスから2役お願いさせていただきましたが、
少し神経質そうな、友だちを作るのが難しそうなクセのある青年イスマイルと、
男だろうと女だろうと大声で笑って肩を叩いてくれる包容力のあるビッグシェフと、
まったく違うイメージのキャラクターを見事に演じ分けてくださいました。
個人的には軍の上層部が大好きすぎて笑いが止まりません、ありがとうございました!


▼笑兵衛さま(バルバラ・ソニー役、フーディエ役、ほか)

当初のイメージではもう少し成熟(笑)した少女だったのですが、笑兵衛さんの最初の一声で
いまのバルバラ以外は考えられないほどとてもバルバラ的なバルバラになりました。
マスコットキャラ的な雰囲気にもかかわらず、ボインがその存在をとてもセクシーなものに
していて、声があんなに可愛らしいのにボインが主張してくるお芝居が本当にすごいです……
オトナの魅力のあるフーディエもとても素敵です、ありがとうございました!


▼神崎智也さま(サイレンス役、ぱわはら中佐、せくはら少佐、ほか)

当初は、軍なのだからパイロットはたくさん居るだろう、まともな先輩が必要だろうと
いうことで設定されたサイレンスたちでしたが、実際に神崎さんのお芝居を聞かせていただき、
これはサブキャラではもったいない!と急遽メインに急上昇させていただきました。
中佐、少佐とたくさんの役を引き受けていただきましたが、どれも大変濃い感じになり(笑)
でもやはりお気に入りはサイレンスです。「俺はストイックだ!」加減がたまりません。


▼TAKさま(チーフ役、オペレーター、ほか)

舞台が軍ということで、戦闘機が発進し宇宙でバンバン撃ち合うだけでなく
その手前の「準備をしている」リアルなシーンがどうしても欲しかったため
メインのキャラだけでは表現しきれない「裏方」として絶対必要だったのが、整備士チームでした。
気づいたらクセのあるメンバーが揃っていて、それをガツンとまとめるチーフとして
TAKさんのいい感じにオッサン的なお芝居と存在感で、うまく彼らをまとめてくださいました。
また、誠実な印象を受けるオペレーター青年の緊迫した雰囲気もとても良かったです!


▼伊達琉太さま(整備士役、パイロット、ほか)

真面目だけれどどこか少し軽い雰囲気の整備士の青年を演じてくださいました!
油まみれになりながら自分の仕事に集中している整備士もとても良かったですが、
食って掛かったり危険にさらされたりするパイロットとしてのお芝居もとても緊張感があって
シーンをぎゅっと引き締めてくださり、ハラハラする展開に更に緊迫感を加えて
下さって、何度聞いてもメーデーのシーンはドキドキします……!ありがとうございました!


▼爽龍さま(整備士役、パイロット、ほか)

明るくて少し調子よく、口を動かすのと手を動かすスピードが同じなんだろうなと
感じられる、整備士チームのムードメーカー的な青年を演じてくださいました。
公開はまだ少し先ですが、スピンオフでも登場する彼が最高におもしろくて、
本編でもう少しそういう顔を出してあげればよかったなと思っております。
若さと熱さ、生きの良さなど、まさに軍人男子!をありがとうございました!


▼渡瀬絵美さま(整備士役、ほか)

整備士チームの紅一点……ですが、どこかさっぱりして女臭くない、
カラッとした少年のような雰囲気の整備士の女性を演じてくださいました。
整備士は特に力仕事も多く、男社会だろうに、するりと馴染んでしっかりと
自分の仕事をこなしている感じ、そこにちょこっと女の子としての顔が見える感じが
とてもキュートで、お色気とは無縁の感じがまた良かったです、ありがとうございました!


▼土武ロックさま

スタジオで収録したのを聞いていたのか!?と思うほど、
それぞれのキャストさんのお芝居にぴったりのキャララフを上げてくださって本当に驚愕しました。
今にもその口元から声が聞こえてきそうな表情の豊かさに加え、
なんと言っても、「まさにこのキャラ!」な立ちポーズや表情集まで描いてくださり、
これらのキャラを生んだはずの自分にもとても新鮮であったり、確信的であったり、
目に見えるカたちでの「なるほど!」というパワーをたくさんいただくことができました。
後編ジャケットのサイレンスとヨハンがちょっとカッコよすぎるというクレーム(笑)が来たくらい
肩と胸の厚い軍人男子を描いてくださる反面、ボインボインのバルバラちゃんや
むっちりした太ももと唇のセクシーな艦長を描いてくださったり、
このイラストからどんどん新しいイメージが生まれてきて止まりません。
本当にありがとうございました!

*******

前編のときと被りますが、「宇宙」「軍」「戦闘機」はずっとやってみたかったので、
こうして無事に完成させることができて本当に嬉しく思っています。

参加をご快諾くださったキャストさんはもちろん、
最初に「イイネ!」と背中を押してくださった來香さん、笑兵衛さん、
そして仮シナリオを読むたびに、自分では気づけない部分に的確にお言葉を下さった黒崎さん。
このお三方がいらっしゃらなかったら、まず最初にスタジオ収録までたどり着くことはで来ませんでした。

更に、こちらからのあやふやなお誘いに即快諾してくださったキャスト様方、
ひとりの不足もなくスタジオに集合してくださったこと、本当に感謝です。

ディレクションが不得手で、タイムスケジュールすらまともに組めず
なにもかもその場の勢い任せでいた企画者を、
的確に支え、時には引っ張ってくださり、
おかしいと感じたところはきちんと伝えてくださり、
そうして皆様が協力してくださったからこそ、無事に収録をすることが叶いました。


スタジオさんも、時間ギリギリまで調整して付き合ってくださいましたが、
どうしても録り終わらなかったところがあり、後から宅録でやっていただいたりと、
本当にお手数とご苦労をおかけしてしまいました。


少しでも皆さんのお芝居が映えるよう
精一杯編集をさせていただいたつもりです。

少しでも気に入っていただければ幸いです。

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2017年11月2日 Crystal+ ヤマトアキ拝

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