《闇使・番外編 ~オムニバス・ミニドラマ~》
秋の物語 『片割れ月の消ゆる闇』 を公開いたしました!
秋の里、分家の生まれのコウゲツ。
生まれたときから共にいる友人、ハヅキ。
「探しの儀式」のときに予言されたものを求めて、
二人は旅に出ます。
そして、その旅先で迫られる、ある決断・・・
一番、感情表現が大きく、かつはっきりと大人に成長する設定のコウゲツ。
文字通り、笑ったり怒ったり泣いたり…本当に全力で忙しいキャラでしたが、
特に涙のシーンでは必死さがすごく伝わってきて、
言葉を読むだけでは伝わらないものまでも見事に演じきってくださいました。
加々美様ありがとうございました!
コウゲツとは反対に、表に出ているようで実は何も出していないハヅキ。
その、内に秘められた感情を、SAKU様が、
抑揚と緩急の絶妙な組み合わせで表現してくださいました。
ぐっと抑えて、静かだからこそ、強く感じられるものがありました。
SAKU様ありがとうございました!
まさに語り。耳に心地の良い声音と口調で、
最初の一言目から一気に世界観へと引き込んでくださいました。
淡々と語っているようでとても情感にあふれていて、
この秋の物語の基盤を作ってくださいました。
そして、真っ直ぐな眼差しの少年、少し憂いを感じる口調が
彼が今後歩んでいくはずの道を、ちらりと垣間見せてくれた気がします。
沼端様ありがとうございました!
まだまだ真夏日が続く夏真っ盛りですが
暦の上では立秋ということで、
秋の物語を公開させていただきました!
次回の更新は、現在の闇の物語のCV様募集が終了後、
そのまま闇の物語を先に公開いたします。
冬の物語は、闇の次に公開です。
■片割れ月の消ゆる闇■
-自らの半身を捜し続ける秋の少年-
都を模して作られた美しき里 洗練された優美な集落
守部の中でも特に知識溢れる秋の一族
その筆頭・芙蓉一族には 他には無い習わしが存在した
術師となるものが7つになる年に必ず行う『探しの儀式』
その少年は、生れ落ちたその瞬間に
強大すぎた自らの力の半分を切り離し封印する
儀式を経て数年後、その力を自らの手で取り戻さんと
少年は、里を離れ遠き道を歩きはじめた――
己の半身を取り戻さんと旅に出た少年
傍らにはずっと共に過ごしてきた存在
その半身を取り戻すとき少年は大きな決断を迫られるのだった。
*出演キャスト*(敬称略)
恒月(コウゲツ): 加々美由亜
破月(ハヅキ): SAKU
語り・少年: 沼端ひさの