まずは主役から!
◆宵菊(よいぎく)CV:宮口夕樹様
・鬼族
・人間でいうと17歳くらい
鬼族(おにぞく)の姫君。
姫とは名ばかりのじゃじゃ馬。
人界に良く遊びに行ってしまうほどの怖いもの知らず。
「宵菊」「おまえ」「~だわ」「~よ」
父親は、鬼族の長。
父親は一度目の奥さんと死別し、宵菊が大きくなってから若い奥さんをもらう。
宵菊は、一度目の妻との間に生まれた一人娘。
年を経てから生まれた娘のため、溺愛しており目の中に入れても痛くないほど。
若い奥さんは、女でももっと外に出すべき、と宵菊に協力的だが、
父親は箱入り娘として育てたいらしく、よく喧嘩になったりしている。
(…が、奥さんに勝てたことはない。今も昔も。)
父親…ガタイが良くてひげ面・強面
母親…ちょっと小柄でボンキュッボンの美人
(こういうカップル、ゆーはくにいましたね…)
(亡くなった前の奥さん…見た目は正反対で、ストレートな長い髪を上品に結い上げた、
着物が似合いそうな和風美人。でも性格は今の奥さんと似ている部分あり)
実は、亡くなった前の奥さんもけっこう奔放な性格で(父はそこに惚れたらしい)
宵菊は、産みの母親と育ての母親、両方の性格をしっかり受け継いでいる。
もちろん父親のことも尊敬してはいるが、
あまりにも過保護すぎるのはいただけないと思っている。
父母二人で協力し鬼族をまとめあげているのを見て、
将来は自分もああいう風になりたいと思っているが、
そのためには見聞を広げるのも大事だと思い、外を見たいと思っている。
だが、根本的に箱入りで育ちが良いため、そこまで思い切ったことはできない。
せいぜい、人界(ごく限られた範囲のみ)に飛び出していく程度。
箱入りでしかも長の姫のため、友達はいない。
鬼族の中にいれば、一応、姫として扱ってはもらえるが、
一抹の寂しさは拭えない。
かといって、自分から同じ年頃の子どもたちの中に打ち解けて入っていくこともできない性格。
本来の性格よりもややはみ出したことをしてしまうのは、その寂しさの裏返しだろう。
黙って集落を抜け出して人界に行っているように見えるが、
実際には、人界のどの辺りにいるか、などはすべて長の側近たちが把握している
(だから、心配はしているが狂うほどの心配はしていない)。
お父さんとしては護衛をつけて一時も目を離したくないのだが、
奥さんに「あのくらいの年頃になるとプライベートな時間も大事」と怒られた。
宵菊自身はまだきちんと気づけていないが、
なんだかんだと、両親、及び集落の大人たちに、常に見守られ
たいへんに愛情を受けて育っている姫様なのでありました。
一番大切なものは、亡くなった母親からもらった髪飾り。
思春期ゆえのどこか潔癖さ。
「己が何を為すべきか」は、現在、模索中。
鬼族の年寄り衆の中でも、蜜雪には信頼を置いているようだ(美青年だし、小奇麗だしね…)。
紅丸のことは、名前は知っているし見かけたことはあるが、実はあまり良く知らない。
※鬼族は、山に住む一族すべてを統括する役目も持っている。
そのため、天狗族の長よりも、鬼族の長の方が目上。
だが、目上と思われるのは長の地位についているものだけで、
それ以外は、特に別格扱いはされないのが普通。
姫といえども、他の一族から見れば、ただの鬼族の一員。
※鬼族の場合は、長は世襲制でない事が多いため。