《闇使・番外編 ~オムニバス・ドラマ~》
本日、1月20日、
闇の物語その2
「常しえの朝、明ける闇」を公開いたしました!
常磐木(ときわぎ)と清水(きよみず)は、
来るべき大きな戦の備えのため、上からの反対を押し切り、
妖たちの協力を得ようと考えた。
人と妖。
異質な存在同士にもかかわらず、互いに存在する心。
心を持ってすれば、互いの気持ちは伝わる。
けれど……
***
穏やかな風貌、静かな眼差し、揺るがない視線。
その内には誰にも曲げられない強い芯のある人間という、
癖のないところがクセという青年、常磐木を、
優しく暖かく、そして真っ直ぐ凛としたイメージで演じてくださいました。
宇多川様、ありがとうございました!
歳若い少女のような風貌と声音にもかかわらず、
底知れぬ迫力、長きを生きた証であるオーラをかもし出す妖怪、黄砂。
淡々としているような緩やかな感情を、見事にその可愛らしいお声のままで、
時に愛らしく、時にぞくっとするほど恐ろしく演じてくださいました。
悠木様、ありがとうございました!
ずば抜けた力を持つわけではないけれど、
常磐木が術師としても友人としても、誰よりも信頼する青年、清水。
友を守るため、いつも己に何かを課しているような鋭さと、気概、
大人としての精神力、そして思いやる気持ちを感じられる青年でした。
浅沼様、ありがとうございました!
妖として年月を経たゆえの性格と、元々の武家の女としての性格とを、
バランスよく、小気味良く、絶妙のリズムとテンポで表現してくださいました。
黄砂という人間離れした妖の元につきながらも、実に人間らしい感情と表現で、
素直になれない態度が、かえって愛おしく感じられるようでした。
小日向様、ありがとうございました!
***
次回の更新は、来月です。
■常しえの朝、明ける闇■
-力よりも己の心を-
そこはヒトの息づく場から離れた、ヒトならざるものの世界
迫り来るは、かつてない強大な存在
確実にぶつかり合い争いになる運命
すべての者に、守りたい何かがある
失わないためには戦うしかない
その先の未来を確約できぬ、想像を絶する戦
巻き込むことは、最悪の結果をも招く
それでも尚、差し出した手を、どうか―――
すべての四季の里で、力が求められていた。
人間の力だけでは足りないことはわかっていた。
差し出した手をとってくれた相手を、それでも……。
*出演キャスト*(敬称略)
常磐木(トキワギ): 宇多川兼
黄砂(キサ): 悠木リリカ
清水(キヨミズ): 浅沼諒空
お蝶(チョウ): 小日向さくら