《闇使・番外編 ~オムニバス・ミニドラマ~》
夏の物語 第二弾 『暁の波 架ける闇』 を公開いたしました!
女陰陽師であるホナミ。
それに従う式、ロウコ。
ほとんどのお話が式の守部中心の中で唯一、
都の陰陽師であるキャラがメインでえがいたお話になりました。
エネルギッシュで野心的なホナミ。
口早な言い回しが多いホナミでしたが、綾瀬様のお声は本当に聞き取りやすく
「女性」という年齢でありながら、どこか子どものように純粋に、
そして少し残酷に・・・、そんな絶妙な雰囲気に仕上げてくださいました。
綾瀬様ありがとうございました!
ホナミとは対極に、大人びて落ち着いたロウコ。
流れるような言い回しの中に、ホナミへの優しさや思い、
妖怪としての鋭い迫力や永い年月を経た余裕もあり・・・
一見しては大きな差のない表情の中に、本当にたくさんの感情を込めて下さいました。
ぺき様ありがとうございました!
前作から引き続きお願いさせていただいた楠。
前作と比べ、部分部分で男らしい視線の強さを感じられて、
あれからの楠がたどってきた道のりを思うことが出来ました。
相変わらずなんだかんだと優しく面倒見のいい楠を、
宮口様ありがとうございました!
実際に、第一弾『暁の世に燃ゆる闇』から4年ですが
物語的にも、ちょうど3~4年後くらいをイメージしています。
その3~4年の間に、実は本設定ではいろいろなことがありまして、
妖怪である楠は普通のことですが、
桂もほぼ歳をとっていない状態だったりします。
それにしては、精神面でもまったく成長していない二人ですが(笑
次回の更新は、秋の物語です。
現在編集中で、公開は実際に秋ごろを予定しております。
■暁の波架ける闇■
-力のため強い式を求める女術師-
花の都よりはるかに離れた 豊かな自然 山々に囲まれた小さな集落
竜胆との二度目の邂逅
都にてまみえた、昏い罠と小さな灯
壮絶な戦いの末、失ったものと再びの新たな命
強き術者であれと教えられ育った
自らの価値はその強さでしかはかることができない
楠と桂は夏の里にて修練を行っていた
そこに二人の女が通りかかる――
貪欲に力を欲する女と、それを見守り続ける女。
己の術師としての力量を見せ付けるため、女は高らかに術を解き放つ。
白い鬼は術中にはまり、次元の彼方へ姿を消したのだった。
*出演キャスト*(敬称略)
穂波(ホナミ):綾瀬きのこ
浪狐(ロウコ):ぺき
楠(クスノキ):宮口夕樹
桂(カツラ):ヤマトアキ